冬の記憶

夏期休暇が終わるころには、冬期休暇の旅の計画を立てないといけない。

ここ数年、年末年始は海外に行っている。去年はチベットに行った。標高3,000mの澄み切った青空の下で、冬のラサは巡礼者の街だった。

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仏舎利の納められた寺院の周囲を、五体投地で祈りながら巡礼する。

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老いも若きも、自分の、あるいは誰かの願いを背負って祈る。

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 チベット人遊牧民

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かつてダライラマが居住した、ポタラ宮

そこに座すべき尊い人を奪われたまま、それでも人々は遠い山の向こうからはるばる五体投地で巡礼に訪れ、空となった聖座に祈りをささげる。

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チベットの瞳と呼ばれる、ヤムドク湖。

湖面はさざ波が立っていても、とても静か。

 

 

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